提灯と法被
祭りを演出する一番の立役者は提灯ではないでしょうか。
神明宮大祭にもいろいろの提灯が使われます。神明宮から東、能見通りまでの馬場先には各町の御神燈がずらりと並びます。
また、能見通りと材木町への入口の交差点には、岡崎でも指折りの大きな提灯が設置されます。
最近では少なくなっていますが、各家々の軒先にも様々にデザインされた献燈がつるされます。
夜の宮入りともなると、山車に付けられた提灯のみでなく、引き手の腰の各町の名前入りの弓張提灯にも灯がともされ、
祭り気分を盛り上げます。
提灯にもまして祭りを彩るのが法被ではないでしょうか。
祭りの正装として、また各町の制服として祭りには欠かせません。
各町それぞれに、自分の町の特徴を出そうといろいろと考えて模様や色がデザインされています。
法被だけでなくゆかたや着物にも各町独自の工夫がなされています。